無得点もドイツ紙から高評価のMF香川真司【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第23節が現地時間28日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦して3-0で勝利している。
リーグでは86回目となった伝統の”レヴィア・ダービー”。チャンピオンズリーグ(CL)ユベントス戦で、ウイルス性胃腸炎のため出場の無かった香川は、同試合も心配されたが先発出場。77分までプレーしている。
ライバル相手にチームは3-0と快勝。得点もアシストも記録できなかった香川だが、ドイツ紙『デア・ヴェステン』から、FWマルコ・ロイスと並ぶチーム最高タイの「1.5」を与えられた。
同紙は「香川とロイスによる”魔法”でBVBの勝利」と題し、香川について「”笑顔が戻った”と題されたマッチデープログラムと同様のプレーを見せた。精密なパスで(ピエール=エメリク・)オーバメンヤンとロイスにビッグチャンスを演出し、試合の楽しさを表現。復帰後のベストの試合の1つ」と、評している。
また、地元紙『ルール・ナッハリヒテン』からはチーム2番目タイとなる「2.0」、同じく『レヴィア・シュポルト』からもチーム2番目タイの「2.0」が与えられた。
『レヴィア・シュポルト』では「危険なシーンと試合の楽しさを演出した。常にドルトムントの攻撃に絡み、GKティモン・ヴェレンロイターに対し、決定的なシーンも。時には遊び心も見せ、常に動き回っていた」と評されている。
※ドイツ紙は「1」が最高点、「6」が最低点。