チェルシーのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、現地3月1日に行われるキャピタル・ワン・カップ決勝でタイトル奪還を狙っている。
今季3冠を狙うモウリーニョ監督は、久しくトロフィーを掲げていない。約3年のあいだ無冠の状態が続くのは指揮官のキャリアでは初のことだ。英紙『デイリー・ミラー』は、同監督の意気込みを伝えている。
「キャピタル・ワン・カップの決勝は私のキャリアにとって最も重要なものだ。チャンピオンズリーグ(CL)や他のカップ戦よりもね。くだらない冗談ではない。なぜならそれは次の試合だからだ。今の私はこの試合にだけ集中している。タイトルが懸かった日曜のゲームだけだ。他には何もない。
私は自分が過去に獲ったCLやプレミアリーグ、またはレアル・マドリー時代最後のタイトルに関するメダルがどこにあるか知らない。私のキャリアにとって重要なのは“ネクストワン”だ」
チェルシーは、21日に行われたバーンリー戦で危険なタックルを仕掛けたFWアシュリー・バーンズに対する報復行為に出たMFネマニャ・マティッチを出場停止処分の関係で起用できない。モウリーニョ監督はレフェリングの問題がイングランドフットボールの名声を台無しにすると主張した。
「ポルトガルの新聞の見出しでは“こんなことが起きるのは我々の国だけだと思っていた。英国では決して起きないことだった”と表している。このメッセージの意味を理解すべきだ。威信はイングランドフットボールが失ってはいけないものである。
もしマティッチのような状況の選手が出場停止になり、もう片方(バーンズ)が毎週末にプレーすることができるというのは、威信を失うことだ。世界中の人々が一連の決定について驚いていることだろう」と不当な扱いを受ける状況に怒りを露わにした。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→