試合終了間際にゴールを決めて喜ぶパトリック【写真:Getty Images】
【ガンバ大阪 2-0 浦和レッズ ゼロックス杯】
富士ゼロックススーパーカップが28日に行われ、ガンバ大阪が浦和レッズを2-0で破って今季初タイトルを獲得した。
後半途中から出場し、試合終了間際にダメ押しとなるチーム2点目を決めたパトリックは「いい勝利だった。対戦相手が浦和で、ビッグクラブ相手に勝利できたことはチームにとって大きい」と試合を振り返る。
自身のゴールについては「落ち着いていて、相手をかわしてシュートを打とうというイメージがあった」と納得の表情を浮かべた。
また、ゴール後には上裸になって筋肉を見せつけるパフォーマンスを見せたパトリック。「ゴールを獲ったらパフォーマンスをやろうと思っていた」そうで、「いいタイミングでゴールを決められたし、パフォーマンスをできてよかった」と満足げだった。
記者にそのパフォーマンスの由来を尋ねられると、「周りからは強いとか、パワーがあるとか言われているので、ゴールを決めた瞬間脱ぎたい気持ちになって、見せたかった。バロテッリもそうだし、クリスティアーノ・ロナウドもやったので僕もやってみようかなと思ったんだ」と笑顔で理由を説明。
そして「毎回脱いでイエローカードをもらっていたらチームにとってマイナスになるし、こういった舞台でしかできないよね。カードをもらわないようにするよ」と付け加えた。
リーグ戦では見られないかもしれないが、タイトルのかかる大事な試合で再び披露する可能性はありそうだ。
来週3月3日にはアウェイでのACL城南FC戦が待ち構えており、試合まで中2日しかない。
そのような厳しい日程でもパトリックは「非常に難しいものになると思うが、質の高い選手が多い浦和に勝つことで自分たちのモチベーションが上がるし、自信にもつながる」と語り、ACL広州富力戦の敗北からチームが成長していることを実感しているようだ。
G大阪は3日にアウェイ韓国で城南FCと対戦した後、7日にホームでFC東京とのJ1開幕戦を戦う。
マッチレポートはこちら:https://www.footballchannel.jp/2015/02/28/post74304/
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