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G大阪、最強2トップのゴールで浦和を下す

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

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宇佐美が先制ゴールを挙げた【写真:ダン・オロウィッツ】

【ガンバ大阪2-0浦和レッズ ゼロックス杯】

 富士ゼロックススーパーカップが28日に行われ、ガンバ大阪と浦和レッズが対戦した。

 ガンバは、宇佐美が立ち上がりからボールによく触って攻撃を展開。浦和は4分、関根が左サイドを突破し、クロスを上げるも中とは合わず。7分には槙野が遠目から狙うもクロスバーを越えた。

 次第に浦和がボールを保持するようになり、サイドチェンジを混ぜながら繋いでいく。ただ、ガンバもブロックを作り、決定的なシュートは打たせない。

 ガンバはスタメンに名を連ねた赤嶺がほとんどボールに触れていない。赤嶺に到達する前に奪われている。

 前半はスコアレスで終わった。浦和がポゼッションで上回ったが、シュートは遠目から放ったもので、枠をとらえたものはなかった。

 後半最初のチャンスはガンバ。54分、左サイドを抜け出した藤春がクロスを送ると、最後は明神がボレーシュートを狙う。しかし、浦和GK西川が好セーブでCK。

 56分、浦和は高木に代えてズラタンを投入。最前線に入り、李がシャドーの一角に移った。直後にはクロスにズラタンが飛び込む形を作った。

 62分、ガンバは赤嶺に代えてパトリックを投入する。66分には、宇佐美とのパス交換からパトリックが抜け出す。相手に阻まれたがこれで得たCKからガンバが先制する。遠藤が中に入れると、パトリックが競って宇佐美が押し込んだ。

 ガンバは、パトリック投入で推進力が生まれた。

 1点を追う浦和は71分、梅崎に代えて武藤を投入する。ガンバも動く。先制点を決めた宇佐美を下げて、リンスが投入。

 後半終盤は浦和もゴール前に迫るも、後一歩のところで決められない。するとガンバは、アディショナルタイムにパトリックが決めて2-0。直後に試合終了。昨年の3冠王者のガンバが勝利を掴んだ。

【了】

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