チェルシー移籍寸前だったFWネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのFWネイマールが2010年にチェルシーへの移籍が目前だったようだ。27日のスペイン紙『スポルト』でサントスのルイス・アルバロ・オリベイラ元会長が明かした。
2010年にチェルシーのロマン・アブラモビッチ会長は、3000万ユーロ(約42億円)ネイマールにオファー。加えてネイマールの妹の学費と家族全員の仕事を面倒を見るという条件を提示してきたという。
当時のネイマールはまだ市場価値が推定500万ーロ(約7億円)であり、6倍という破格の条件だった。
しかし、ネイマールを放出したくないサントス側は15日間の猶予をもらい、対抗する手段を考えた様子。
その結果、サントスはネイマールに高額の年俸に肖像権を与えることを提示。チェルシーがネイマールと交渉を行うために空港へ訪れた当日にネイマール宅へ先回りをして、延長契約の締結を行ったとオリベイラ会長が明かしている。
どうにかネイマールは契約を延長し、2013年にバルセロナへ移籍を果たすことになるのだが、この条件を飲めなかった場合、今頃は青いユニフォームのネイマールを見ていたかもしれない。
【了】
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