FIFAのゼップ・ブラッター会長【写真:Getty Images】
夏開催か冬開催にするかで議論を巻き起こしている2022年カタールW杯だが、まもなく議論が決着しそうだ。
つい先日FIFAの作業部会が11月から12月にかけての開催という案を理事会に対して提案したばかりだが、ゼップ・ブラッター会長もその案に賛成していると見られる。英『BBC』をはじめとした欧州各メディアが27日に報じた。
そこでブラッター会長は、大会をクリスマスの2日前までに終わらせるべきで、決勝は12月18日に開催するべきとの見解を示している。
元々の提案をまとめた作業部会は12月23日に決勝を行うプランを練っていたが、少々のずれがあるとはいえFIFA会長の後押しを得て「W杯冬開催」が現実味を帯びてきた。
2022年カタールW杯開催に関する最終決定は3月20日のFIFA理事会で採決されることが期待されている。
UEFAは冬開催に賛同の意思を表明しているが、各国リーグは必ずしもそうではない。FIFAがどのような決断を下すのか、大きな注目が集まりそうだ。
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