アウェイ戦は環境が異なると語るセレーゾ監督
昨年のJ1王者ガンバ大阪と2位浦和レッズは過去にACLの優勝経験があり、突破の可能性が高いグループに入ったように見えた。だが、両チームとも開幕戦での敗戦を回避できなかった。大会終盤まで戦い抜くつもりならば、すぐに勝ち点を取り戻さなければならないだろう。
浦和レッズが戦力で劣る水原に敗戦したことには失望したが、それほど重大なことではない。これはアウェイでの結果であり、ホームで戦える試合が多く残されている。しかし、鹿島アントラーズとガンバ大阪にとって早い段階でのホーム戦黒星は損失が大きい。
先週のJリーグプレスカンファレンスで、鹿島アントラーズのトニーニョ・セレーゾ監督は、「国際大会では慣れ親しんだ環境でいかにより良いプレーが出来るかが重要になる」と述べていた。
「ACLで戦うためには重要なことがひとつある。それはクラブがホームとアウェイでのプレー方法を知ることだ」と活気に満ちたブラジル人指揮官は語った。
「ACLのアウェイでプレーすることは日本国内のアウェイ戦とは異なる環境を意味する。もちろん他国で自分たちのフットボールをすることは難しい。だから我々は正しくそれを学ばなければならないし、ホームとアウェイの違いを意識しなければならない。ホームでは絶対に勝つ必要性がある」
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