補強面と総合力それぞれの診断結果
補強評価 D
守備の選手を補強も、攻撃陣は現有戦力の奮闘がカギ
相手に攻められる時間が長くなると予想される中、粘り強く食らいつける選手を獲得した。渡辺がフィットし、最終ラインを束ねることができれば安定感は増すだろう。
一方、前線の陣容は昨季と変化なし。現有戦力への期待ともとれるが、J1でどこまで渡り合えるかは不透明。昨季のチーム得点王であるディエゴを筆頭に、全員の高いパフォーマンスが不可欠だ。
総合力評価 E
実質J2の6番目ということは忘れてはならない
大きな話題となったプレーオフでの勝ち上がりだが、シーズンは6位に終わっている。実質的にはJ2の中で6番目の成績だったことは受け止めなければならない。ただ、天皇杯でも決勝進出を果たすなど、一発勝負の中での集中力は目を見張る。
今季の山形に必要なのは、文字通り『毎試合が決勝戦』と思って戦うことかもしれない。
今は降格候補の一角だが、持ち前の粘り強さを前面に押し出し、J1を戦い抜くことができるだろうか。
【了】
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