先制ゴールを決めたアデム・リャイッチ【写真:Getty Images】
【フェイエノールト1-2ローマ ヨーロッパリーグ 決勝トーナメント1回戦】
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグが現地時間26日に行われ、ローマはアウェイでフェイエノールトと対戦した。
15分、フェイエノールトDFのミスからピャニッチがゴール前のトッティにパス。ループシュートを放つも、これは惜しくもゴール右にそれてしまう。
18分には再びトッティがビッグチャンスを演出する。フリーキックから強烈なシュートを放つも、惜しくもポストに阻まれた。
しかし21分、フェイエノールトも反撃する。中盤でピャニッチからボールを奪うと、トールンストラが強烈なミドルシュートを放つ。これはなんとかスコルプスキが防いだ。
26分、フェイエノールトにアクシデント。1stレグで同点ゴールを決めたカズム・リチャーズが右太ももを負傷。交代を余儀なくされる。
36分、再びローマにビッグチャンスが訪れるも決めきれない。左サイドからクロスを放つとケイタがヘディングを放ち、こぼれ球からゴール前でピャニッチにボールが渡る。これを至近距離でシュートを放つもディフェンスに阻まれてゴールとはならない
すると38分、事件は起きた。フェイエノールトサポーターがジェルビーニョに対して巨大なバナナ型バルーンを投げ入れる。会場は騒然とするものの、数分の中断で試合は再開された。
そして前半終了間際、ローマが先制に成功する。右サイドからピャニッチがクロスをあげると、ファーサイドに詰めていたリャイッチがボレーで決めて、1-0とローマが先制する。
53分、再び事件が起こる。フェイエノールトのミッチェル・デ・フレデがマノラスへの悪質なタックルで退場となると、フェイエノールトサポーターが次々とピッチに物を投げつける。これにより試合は一時中断となってしまう。
57分、中断から復帰後すぐさまフェイエノールトが同点に追いつく。マノラスのクロスをカットしたFWエルフィス・マヌが抜けだして同点ゴールを決める。
しかし、直後にローマが突き放す。右サイドを突破したトロシディスがグラウンダーのクロスを放つと、ジェルビーニョが抜けだしてボレー。2-1とローマが勝ち越しゴールを決める。
67分、再びフェイエノールトにチャンスが訪れる。ロングフィードからマヌが抜けだすも、スコルプスキとの一対一を制すことができない。
試合はそのまま2-1でローマが勝利。同クラブが合計スコア3-2で16強に駒を進めた。
【了】