ワールドカップ優勝を夢見るカルロ・アンチェロッティ【写真:Getty Images】
レアル・マドリー指揮官であるカルロ・アンチェロッティ監督はワールドカップ優勝を夢見ている。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを紹介した。
同氏が監督を務めたいと夢見ているのは、もちろん”アッズーリ”だ。
「イタリア代表を率いて、ワールドカップを制することができればと思っているよ」
また、アンチェロッティ監督は昨夏レアル・マドリーからユベントスに移籍したFWアルバロ・モラタ(22)に対しても次のようにコメントしている。同選手は先日のチャンピオンズリーグ、ユベントス対ドルトムントでMVP級の活躍を披露。決勝ゴールを決めた。
「アルバロにはプレーすることが必要だった。彼は若く、継続的にプレーする環境を望んだんだ。そして、ユベントスを選んだ」
それでも同監督は「私のもとでもアルバロは素晴らしいプレーを見せていたよ。プレーする時間が少なかったとはいえね」と称賛している。
今季レアル・マドリーでリーガを制すれば、ジョゼ・モウリーニョにつぐイタリア、イングランド、スペインの3国でリーグ優勝を果たした監督となるアンチェロッティ。クラブではミランで2回、レアル・マドリーで1回チャンピオンズリーグを制している。残るは代表での栄冠のみだ。果たしてワールドカップ優勝というラスト・ミッションを達成することはできるのだろうか。
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