ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEO【写真:Getty Images】
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが24日夜に行われた『ガゼッタTV』のオープニング式典に出席し、フィリッポ・インザーギ監督の去就についてコメントした。
同CEOは「監督は新しいことを学び取りながら成長している。監督として何をすべきか、速いスピードで習得している。契約は2年だ。だが通常そうであるように、結果によって変わってくる。もちろん、彼を信頼している。ミランが回復するよう願っている」と、順位次第で同監督の来季の続投かどうかが決まるとした。
インザーギ監督は“負ければ解任”といわれていた22日のチェゼーナ戦を2-0で勝利し、3試合ぶりの勝利を収めていた。順位も11位から9位に浮上し、ヨーロッパリーグ出場権内となる5位フィオレンティーナまでの勝ち点差を「6」に詰めた。
しかし、ガッリアーニ氏は自らのクラブのディフェンスに納得していないようだ。「1月13日以降、ディフェンス陣の弱さが出ているのは明らかだ。12月14日にはナポリと同じ勝ち点だったのだが…」と話し、守備面の向上を指揮官に要求した。
そして、「ミランはすぐにイタリア国内での競争力をつけなければならない。そして再びヨーロッパの舞台で戦えるレベルへ戻れるよう挑戦しなければ。結果を出せば、サン・シーロは満員になる」と話した。
ミランは28日、アウェイで16位のキエーボと対戦する。
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