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元イタリア代表主将でACL鹿島と同組の広州恒大監督に懲役10ヶ月

text by 編集部 photo by Getty Images

元イタリア代表主将でACL鹿島と同組の広州恒大監督に懲役10ヶ月

懲役10ヶ月の判決を受けたカンナバーロ監督【写真:Getty Images】

 現在中国の広州恒大を率いるファビオ・カンナバーロ監督に懲役10ヶ月の判決が言い渡されたようだ。25日の英紙『ガーディアン』をはじめ複数のメディアが報じている。

 イタリア代表キャプテンとして2006年ドイツW杯を制覇したカンナバーロ監督。昨年11月より中国スーパーリーグ広州恒大の監督に就任していた。

 そのカンナバーロ監督は昨年10月に自身のボートレンタル会社の脱税容疑でナポリ当局が調査中。別荘を含む約100万ユーロ(約1億4000万円)分の財産が差し押さえられていた。

 しかし『ガーディアン』によれば、カンナバーロ監督が差し押さえられていた所有地を無断で使用。命令違反により懲役10カ月の判決を下された。

 同様にカンナバーロ監督の妻であるダニエラ・アレノーゾさんには4ヶ月と実弟でサッスオーロのDFパオロ・カンナバーロには6ヶ月の判決が言い渡されている。

 カンナバーロ監督を含む3名は、この判決に対して上訴しており、最終判決は、執行猶予処分となっているようだ。

 3月18日には鹿島アントラーズがアジアチャンピオンズリーグのアウェイで広州恒大と対戦するが、その際にベンチにカンナバーロ監督がいるだろうか。

【了】

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