発煙筒をたくサポーターたち【写真:Getty Images】
ギリシャは同国のプロサッカーリーグの開催を停止することを決定した。現地時間25日のドイツメディア『DPA』をはじめ、各国メディアが伝えている。
ギリシャでは、22日に行われたパナシナイコス対オリンピアコスで大規模な暴動が発生。ダービーとなった同試合中に、サポーターの乱入や花火、爆竹などさまざまなものが投げ込まれた。警官隊が催涙弾などを使用することによってその場を鎮静化したが、事態を重く見たギリシャ政府がプロサッカーリーグの開催停止を決定した。
期間は無期限となっており、各クラブが監視カメラなどの十分な安全措置と管理体制が整った時に再開するとしている。
ギリシャ・スーパーリーグのギオルゴス・ボロビオス会長は、「政府は出来るだけ早くリーグを再開させたいと考えている。しかし、我々全体が直ちに対応しなければいけない」と、リーグ全体に早急な対応を求めている。
チャンピオンズリーグ(CL)本戦に出場する強豪も所属しているギリシャリーグ。このままでは国際試合も開催できない事態となってしまう。
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