FWエスクデロ・セルヒオ【写真：Getty Images】
中国スーパーリーグの江蘇舜天へ移籍した、元浦和レッズのFWエスクデロ・セルヒオは25日、所属元のFCソウルの公式サイトを通じて別れのメッセージを発表した。
エスクデロは「中国に行くということはゼロからのスタートと同じ」と、自身の心境を語り、チームの目標に関しては「中国スーパーリーグ優勝とACL出場。そして僕はそれを果たせるよう役立ちたい」と、チームに貢献して栄光を勝ち取る意欲を見せた。
日本国籍を所持しているエスクデロは「常に日本代表になりたかったし、なろうとしていた。これからはそれが僕の大きな目標である」と、自身が望む未来を語った。
エスクデロはこの2年半支えてくれたチームメイトに感謝を表し、特に印象に残った選手についてはキム・ジンギュを挙げた。「僕にとって兄のような存在。初日から全てにおいて手を貸してくれた」と、同選手の寛大さを称えた。
更にMFコ・ミュンジンに対しては「2005年にプロになってから彼ほど上手い選手は見たことが無かった」と絶賛し「今年主将の彼はソウルに多くのタイトルをもたらすだろう。彼なら絶対に代表まで辿り着くから、いつか日本対韓国で対戦したい」と、自身の希望を明かした。
最後に、古巣のサポーターに感謝のメッセージを残した。
「ソウルのサポーターには感謝している。僕の見た目は外国人だけどパスポートは日本国籍だからね。常に応援してくれて元気づけてくれたから、いつも100%のプレーをしようと心がけた。選手として手にしたもの、そしてこれから手にしようとする全ては彼等のおかげだ」
【了】
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