プロのプレーを『観て・感じて・真似る』
たとえば、今年念願のJ1昇格を果たした松本山雅FC・田中隼磨選手は次のように話してくれました。
「僕たちのチームは選手全員が攻撃と守備をして、最後まで諦めずひたむきにチームのために戦う姿、そういった姿っていうのは他のJ1のクラブに比べても自分たちが1番だと思います。子どもたちにはそういうところを会場に来て、見て感じてもらいたいと思います」
またJ3で今も現役を続けるSC相模原の高原直泰選手は、「会場に行ってプロの選手のプレーを見て何でもいいから、見ていいなと思ったプレーを真似してみることが、うまくなろうとする気持ちのはじまり」と話します。
「僕も小さいころからプロになるのが目標だったので、当時好きだったファン・バステン(元オランダ代表)のプレーを真似て、よく練習していました。だから、まずは自分の将来的な目標を明確にする。
そして自分がどうなりたいのか、プロになりたいのなら、そのためには何をしなきゃいけないとか、どんどん目標のランクを細分化するというのが出てくると思います。それを自分の中で大切にもち、いろんなプレーを見て自分を高めていってほしいと思います」(高原選手)
さらには、昨季3冠の立役者、ガンバ大阪の宇佐美貴史選手は「子どもたちには、ボールを持ったときの僕のプレーに注目してほしい。そこでのプレーが子どもたちに夢を与えられるよう今シーズンもがんばります」と力強く語ってくれました。
全国各地で毎週のようにプロ選手によるサッカーの試合が行われている環境がここ日本であるのだからこそ、子どもたちには自分の夢をかなえるために、そこで多くの感性を養ってもらいたいものです。
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