先制点のDF森脇良太【写真:Getty Images】
【水原三星2-1浦和レッズ ACLグループG 第1節】
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループG第1節が25日に行われ、浦和レッズはアウェイで韓国の水原三星ブルーウィングスと対戦している。
8年ぶりのアジア制覇を狙う浦和。積極補強で獲得した新加入選手のうち橋本、石原、ズラタンを先発起用してきた。対する水原は元川崎フロンターレのチョン・テセが先発となっている。
オープニングシュートは浦和。3分にズラタンのクロスに石原が合わせたがこれは水原DFがクリア。先制とはならなかった。
その後、立て続けにチョン・テセにきわどいシュートを打たれるが、GK西川の好セーブもあり失点を許さない。
そこから水原がチョン・テセを中心に攻め込む展開に。28分には水原がFKを直接狙うも西川がセーブ。浦和の体を張ったディフェンスが得点を許さない。
浦和も35分過ぎからチャンスを作りはじめ、決定機を迎えるがなかなか得点を奪えない。
しかし、45分。柏木のパスを右サイドを上がっていた森脇がPA内で受け、フェイントでディフェンスをかわしシュート。これが決まり、浦和が先制。1-0の浦和リードで前半を折り返した。
後半に入り、1点を負う水原は攻勢にでる。何とか耐えていた浦和だが56分。右サイドでオ・ボムソクの上げたクロスがDFに当たりそのままゴール。浦和は不運な形で同点に追いつかれてしまう。
その後、勢いに乗る水原に決定的なシーンを何度も作られる。しかし、浦和も最後のところでどうにか追加点は許さない。
押されていた浦和は63分に2選手を交代。柏木に代えて李、青木に代えて鈴木啓太を投入する。
一進一退の攻防が続く中でどちらも得点は奪えず試合は進むが87分、FKから水原のレオに決められ逆転されてしまう。
試合はこのまま1-2で終了。
浦和はACL日本勢初白星はならず、アウェイでの貴重な勝ち点を逃してしまった。
【了】
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