フェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーの選手として初めてチャンピオンズリーグ(CL)出場を果たすチャンスを前にフェルナンド・トーレスは、24日付のスペイン紙『マルカ』のインタビューで古巣に帰還した自身や、昨季CL優勝を逃したチームの心境を語った。
若きトーレスが不動の存在だったアトレティコも現在は、レギュラーの座に定着するのは困難である。同選手はこれに関して「それがリーガ優勝やCL決勝進出、もしくはレアル・マドリーやバルセロナと競える要因の一つである。ポジションを争うライバルのプレッシャーが無いと、リラックスしてしまう」と、チームの高い競争率を称えた。
敗れはしたものの、競争率のおかげで40年ぶりにCL決勝戦に辿り着いたアトレティコ。チェルシーでCL優勝経験があるトーレスは、ロスタイムで同点弾を許し延長戦で逆転されるという負け方も体験している。「それより最悪の経験は無い筈。傷跡を塞ぐには再び決勝に辿り着くしかない」と、士気を高めた。
トーレスがリバプールに移籍する前は、アトレティコと宿敵レアル・マドリーの実力差は歴然だった。しかし、現在は「色々なことにおいて差はまだ歴然だけど、ピッチでの実力の差は前ほどではない」と、マドリーと同格の立場だと強調した。
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