ホームで1-2。シティの逆転は困難か
加えて、シティのセンターラインに“心臓”ヤヤ・トゥーレは不在。彼がいれば、あるいはたった1人で全ての流れを引き寄せる可能性もあったが、フェルナンドとミルナーのセンターハーフにそこまでの力はない。
サイドを押し込められ、前線と最終ラインのメンタルにギャップ生まれてしまえば、残されたセンターハーフ2枚がバルサの中盤に対抗する術はない。
フェルナンドはパフォーマンススコアで-16点、レーティングで6.3。ミルナーはパフォーマンススコアで-18点、レーティングで6.1と、ともに低評価。ポゼッションでもバルサが62.5%と「いつも通り」の強さを見せつけた。
その中でもGKのジョー・ハートは好セーブを見せ、後半には前半低調だったシルバが息を吹き返し、アグエロも好パフォーマンスを見せたことで1点差と迫ったことで1-2とスコア上は“接戦”で終えた。
しかし、舞台はシティのホーム、エティハド・スタジアム。カンプ・ノウでの2ndレグでは最低2-0で勝たなければならないため、逆転は困難だろう。
もちろん可能性はゼロではないため、諦めるのはまだ早いが、昨シーズンに引き続くシティにとってのリベンジマッチは、サイドを制して中盤を支配したバルサの先勝となった。
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