先制点のユベントスFWカルロス・テベス【写真:Getty Images】
【ユベントス2-1ドルトムント CLベスト16 1stレグ】
チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の1stレグが現地時間24日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでユベントスと対戦している。
リーグ3連勝でようやく調子を取り戻しつつあるドルトムントは、約2年間公式戦ホームで負けなしのユベントスとの対戦となった。また、ドルトムントは調子を上げてきた香川をベンチスタート、MFケヴィン・カンプルは胃腸炎によりベント外とメンバーを入れ替えて臨んでいる。対するユベントスはMFアルトゥーロ・ビダルが復帰しベストメンバーとなっている。
主導権の握りあいとなった序盤だったが、13分に試合が動く。ユベントスがカウンターから左サイドをモラタが突破。グラウンダーのクロスをGKヴァイデンフェラーがはじくが、つめていたテベスが押し込んでゴール。ホームのユベントスが先制する。
しかし、18分。ユベントスのキエッリーニが最終ラインで足を滑らせてしまう。ボールがこぼれたところをロイスが奪い、きっちりと決めて貴重なアウェイゴールで同点に追いついた。
その後は一進一退の攻防が続くが、32分。その前に受けたファウルでピシュチェクが負傷。ギンターとの交代を余儀なくされた。
ところが、ユベントスも37分にピルロが負傷し、ペレイラと交代。両チームアクシデントで前半に1人交代となってしまった。
前半が終わろうとしていた43分。テベスが中央でキープし、左サイドのポグバへ。ポグバが中央へ折り返したところをフリーのモラタが難なく決めて勝ち越しに成功する。
このまま前半はユベントスリードで折り返した。
1点をリードされたドルトムントは後半立ち上がりに2枚目の交代枠を使う。パパスタソプーロスに代わりキルヒを投入した。
後半はどちらも決定機を作れずなかなか得点は奪えない。
一進一退のまま終盤に入りユベントスが何度か決定機を迎え始めるも決めきれず試合は終了。2-1でユベントスが先勝した。
負けはしたもののドルトムントもアウェイゴールを奪い、2ndレグへ望みをつなげた。
2ndレグは3月18日にドルトムントのホームで行われる。
【了】
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