2得点を決めたスアレス【写真:Getty Images】
【マンチェスター・シティ1-2バルセロナ CL決勝トーナメント1回戦1stレグ】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグが現地時間24日に行われ、マンチェスター・シティとバルセロナが対戦した。
シティは中盤の核であるヤヤ・トゥーレが不在。ダブルボランチにはフェルナンドとミルナーが入ることになった。
立ち上がりからピッチの各所で激しいバトルが繰り広げられる中、バルサはマスチェラーノが防波堤となっている。
11分、バルサは左サイドのネイマールが最初のトラップで相手を外してラストパス。メッシに渡るもデミチェリスにブロックされる。直後にはカウンターから持ち込み、最後はスアレスが左足で狙うもわずかに外れた。
16分、バルサが先制に成功する。右サイドからメッシがクロスを送ると、スアレスがニアに飛び込む。ヘディングはミートしなかったが、こぼれにすぐさま反応し、左足を振り抜く。鋭いシュートがネットに突き刺さった。
リードを奪ったバルサはボールを回しながら、前線への縦パスもどんどん打ち込んでいく。シティは対応が後手に回っており、中盤センターもあっさり突破されてしまう。
迎えた30分、メッシがバイタルエリアで仕掛け、左へパス。アルバがクロスを入れるとスアレスが右足で決めて、バルサが2-0とリードを広げた。
後半もバルサのペースで試合は進む。しかし53分、シティはアグエロが惜しいシュートを放った。
61分、シティはナスリに代えてフェルナンジーニョを投入する。そして69分、シティが1点を返す。高い位置でボールを奪い、バイタルエリアでシルバが巧みなパスで落とすと、走り込んだアグエロが右足で決めた。
息を吹き返したシティだったが、73分、クリシーがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。10人での戦いを余儀なくされた。
一人多くなったバルサはその後もゴールへ迫りつつ、ボールを動かして時計の針を進めた。
アディショナルタイム、メッシがPA内で倒されPKを獲得。しかし、これはGKに止められ3点目は奪えず。
結局、アウェイのバルサが2-1でシティに勝利。リーグ戦では波に乗り切れていないスアレスだが、この日は本領発揮とばかりに2得点を決め、勝利の立役者となった。
【了】
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