スアレス不在を乗り越えたリバプール
「スアレス不在を乗り越えた」と語るリバプールのMFジョー・アレン【写真:Getty Images】
リバプールはようやくルイス・スアレス不在の生活に慣れた。ジョー・アレンは、ブレンダン・ロジャース監督率いるチームが良くなっていると主張している。
昨季、プレミアリーグ制覇に大きく近づいたリバプールだが、ウルグアイ代表ストライカーがアンフィールドを去ってからは、解体に向かっているかのようだった。
スアレスがバルセロナへ去ったことに加え、ダニエル・スタリッジをはじめとする負傷者、夏の新戦力たちの適応が遅れ、ロジャース監督に対する重圧は高まっていった。
だが、12月からレッズは著しく改善。プレミアリーグで10戦無敗、22日にはこの10試合で7勝目となる白星を手にし、4位に勝ち点2差まで迫っている。
前節サウサンプトン戦の勝利を受け、アレンは「シーズン序盤はスアレスを失ったことの影響ばかりを話していたけど、今の僕らはそれを乗り越えた」と話す。
「少し時間がかかった。僕らが抱えたケガの問題は、理想的なものではなかったからね。僕らが以前のレベルに追いついたのは明らかだ。今季の僕らが異なるシステムを使っていることを考えれば、前進したとさえ言えるだろう。
時に(批判は)どうしようもないものだけど、アンフェアだとは思わない。隠れるところはないし、僕らは選手たちとしてうまくやれていなかった。
僕らは言い訳しなかったよ。シーズン序盤は難しいかもしれないと分かっていた。それが、僕らが願っていた以上に長引いてしまったのかもしれない。同時に、僕らはずっとそれを抜け出せると思っていたんだ。今の僕らがいる場所が、何よりもそれを示していると思う」