ガンバ大阪は初戦を落とした【写真:Getty Images】
【ガンバ大阪0-2広州富力 ACLグループF第1節】
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第1節が行われ、ガンバ大阪はホームで広州富力と対戦した。
昨シーズンの国内3冠王者のガンバは、負傷中の今野泰幸が欠場。新加入の小椋祥平が遠藤保仁とダブルボランチを組んだ。
立ち上がりから遠藤を中心にガンバが攻撃を組み立てる。両サイドバックも高い位置を取る。8分、CKに米倉恒貴が頭で合わせるもクロスバーの上を越えた。
しかし10分、ガンバが失点する。中盤でボールを奪われると、ハムダラーにドリブルで持ち込まれ、ゴールを許した。守備陣も対応に回ったが、独力でこじ開けられてしまった。
20分、宇佐美貴史が左から持ち込みシュートを放つもGKがセーブ。38分には阿部浩之が強烈なシュートを狙うが、これもGKが弾く。
ガンバはパトリックが試合から消えている。運動量が少なく、ボールに触れない。1点を奪って自陣に引いた広州富力を崩せないまま前半を終えた。
後半からガンバは小椋に代えて倉田秋を投入した。
まず追いつきたいガンバだが、ボールを回るものの決定的なチャンスは作れない。
広州富力もただ引きこもるだけでなく、カウンターには鋭さがある。ガンバの奪われ方も悪く、そこから攻められてしまう。
67分、ガンバは阿部に代えてリンスを投入。直後、倉田の浮き球のパスに抜けたパトリックが頭で合わせるも、GKのファインセーブに阻まれる。
ガンバが得点を決められないまま迎えた79分、広州富力のハムダラーが独力で打開を試みてファウルを受ける。このFKを決められ2点目を奪われた。
ガンバは赤嶺真吾を投入し、ゴールを目指す。89分にはパトリックの落としから宇佐美が狙うも決められない。
結局、最後まで1点が遠いまま試合終了。ガンバはACL初戦を0-2で落とした。
【了】
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