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CLベスト16、1stレグ。マンC、最大の懸念は「“心臓”の不在」。有利予想のバルサにも不安が…

チャンピオンズリーグのベスト16、1stレグ。24日はマンチェスター・シティ対バルセロナが行われる。昨季と同カードの対戦となったが、シティはヤヤ・トゥーレが不在。大きな不安の中、リベンジマッチに挑む。

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

アグエロが復活も昨季以上に厳しいオッズ

 24日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16、1stレグ。この日は、マンチェスター・シティ対バルセロナとユベントス対ドルトムントという熱戦必至の2カードが行われる。

 昨シーズンに引き続き、再びベスト16で対戦するシティとバルサ。初対戦となった昨季は、エティハド・スタジアムでの1stレグでアウェイのバルサが2-0、カンプ・ノウでの2ndレグでもバルサが2-1と連勝して合計4-1。

 さらに、1stレグではデミチェリス、2ndレグではサパレタが退場処分となるなど、その強さを見せつける結果となった。それだけに、今シーズンは違った結果を残すためにシティは高いモチベーションで臨むだろう。

 しかし、ウィリアムヒル社のオッズを見てみると、シティに3.4倍、ドローに3.6倍、バルサに2.05倍という配当になった。これは、前回対戦の結果が響いていると思われるが、昨季1stレグのオッズではシティに2.8倍、バルサに2.375倍だっただけに、オッズ上ではシティにとって昨季以上に厳しい戦いとなることが予想されている。

 そんなシティは、グループステージではバイエルン、ローマ、CSKAモスクワと強豪ひしめくグループにおいて4戦終了時点で2分け2敗と苦しいスタートとなった。それでも第5節バイエルン戦ではホームで3-2、最終節ローマ戦ではアウェイで2-0と連勝を収めて決勝トーナメント進出を果たした。

 特に、第5節バイエルン戦ではアグエロがハットトリックを決める圧巻のパフォーマンスを披露。その後は負傷で戦線を離脱したが、年明け以降に復帰。プレミアリーグでもストーク戦、ニューカッスル戦で2試合連続ゴールを決めて4戦勝ちなしだったチームに連勝をもたらした。

 さらに、その攻撃陣には冬の移籍市場でスウォンジーからウィルフリード・ボニを獲得。ファイナンシャル・フェアプレー違反の影響で登録枠が少ないとはいえ、ヨベティッチをCLメンバーから外すという他チームでは考えられない補強を行った。

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