試合のストライキを計画していたパルマのキャプテン、アレッサンドロ・ルカレッリ【写真:Getty Images】
クラブの資金難で第24節のウディネーゼ戦が延期となったパルマ。実はこの試合に向けて、選手達はクラブヘの抗議の意味で試合のストライキを計画していたことがわかった。21日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
パルマは20日の練習も中止になった。そしてパルマの選手たちは、試合が予定通り開催されていたら、ピッチには立たずそのまま立ち去るという行動を計画していたという。
また、ウディネーゼの選手達には敬意を込める意味で、ユニフォームを着て試合前に挨拶に行くことも計画に入れていたようだ。
結局、試合が延期となったことでこの計画は実施されなかったが、パルマの財政難はかなり深刻なようだ。
キャプテンのアレッサンドロ・ルカレッリは「我々が一丸となっている証明として考えたことだ。会長は国外から資金が届くと言っているが、実際にはそんな金銭は存在しない。クラブを救うためには資金が必要だ」と、苦しい状況に厳しい口調で話した。
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