10番を背負って初ゴールを決めたマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
先月レアル・マドリーに加入したノルウェー代表の16歳、マルティン・ウーデゴーが3部を戦うBチームで移籍後初ゴールを挙げた。
21日に行われたスペイン3部リーグ第26節、レアル・マドリー・カスティージャ対バラカルドCF戦に10番を背負って先発出場したウーデゴーは7分、ラウール・デ・トマスからのラストパスをダイレクトでシュートし、ゴールネットを揺らす。
トップチームのカルロ・アンチェロッティ監督やフロレンティーノ・ペレス会長ら首脳陣が見守る中、4得点大勝のきっかけとなる先制ゴールを決めた。
22日の英紙『デイリー・メール』はウーデゴーの試合後コメントを掲載。自身の先制点について「得点できたのは素晴らしいことだ。僕にとってここでの初ゴールだね。驚いているよ」と喜びを語った。
また、「ジダンは素晴らしいコーチだ。僕はここでとても気持ちよくプレーしている。ワールドクラスの選手たちと簡単にトレーニングできるんだ。アンチェロッティ監督はマドリーにとって最高の指導者だし、偉大な人物だよ。選手全員が彼からたくさんのことを学んでいる」とマドリーの環境や、指導者たちを絶賛している。
この試合では自身が得点するだけでなく、左足クロスでチームの2点目を演出し、1ゴール1アシストと早くも結果を残したウーデゴー。加入直後から10番を任されるということからもわかるように、首脳陣からの信頼は厚い。
このまま順調に成長すれば、近いうちにクリスティアーノ・ロナウドやガレス・ベイルらとサンチャゴ・ベルナベウのピッチに立つ姿を見ることができるかもしれない。
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