アーセナルのヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、2−1で勝利したプレミアリーグ第26節のクリスタル・パレス戦(現地時間21日)について、運が味方した勝利だったと試合後の会見で振り返っている。
アーセナルはサンティ・カソルラのPKとオリビエ・ジルーのゴールで2点のリードを奪ったが、主導権を握っていたのはホームのクリスタル・パレス。アウェイのアーセナルは攻め込まれる展開が続き、苦戦を強いられた。
後半アディショナルタイムにグレン・マリーの得点で1点を返されると、さらにマリーのシュートがポストに直撃するなど終了間際に肝を冷やしたアーセナル。なんとか勝利を掴んだものの、こうした展開についてヴェンゲル監督は「選手たちは試合は終わったものだと考えてしまった」と、終盤に集中力を欠いた点を課題に挙げている。
「プレミアリーグの試合はそんな簡単に終わらない。特に2−0の時だ。ポストに当たったのはわずかな幸運だった」
「毎試合学ぶことがある。選手たちも”スイッチオフ”するのが早すぎたということはもう分かっているだろう」
アーセナルはこの勝利で勝ち点を48に伸ばし、同日スウォンジーに敗れたマンチェスター・ユナイテッド、22日(日曜日)に試合を行うサウサンプトンをかわし暫定で3位に浮上した。
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