「危機の外への次の一歩」を踏み出したドルトムント
ビルト紙によるシュトゥットガルト戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ピシュチェク「4」、スボティッチ「3」、ソクラティス「3」、シュメルツァー「4」【MF】ギュンドアン「2」、サヒン「3」、カンプル「4」、香川真司「2」、ロイス「2」【FW】オーバメヤン「2」
2アシストの香川には「2」と高評価である。
またデュッセルドルフ・エクスプレス紙、ビルト紙の双方とも、31分にゴール前でサヒンがニーダーマイヤーを倒して、シュトゥットガルトにPKの機会が与えられた場面について指摘している。
ここでサヒンに、イエローカードもレッドカードも提示されなかった。ビルト紙は「制御ブレーキのためにやむを得ないレッドがサヒンに提示されるべきだった」とした。
試合後にサヒンは「明らかにPKだ。レッドカードを与えられなかったことが嬉しいよ」とビルト紙にコメントを残している。クロップもまた「我々はPKではラッキーだった。全くカードが出なかったからね」と述べた。
このことについてシュトゥットガルトのSD、ロビン・ドゥット氏は冒頭の言葉に続いて、「しかしニーダーマイヤーへのファウルでは明らかにレッドカード与えられるべきだった」としている。
サヒンに何色のカードも提示されなかったことは、是非はともかく、ドルトムントが「危機の外への次の一歩」を踏み出して「再び活況を呈し始めた」ことの現れなのかもしれない。
【了】
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