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香川真司 10年前

「危機の外」へ踏み出したドルトムント。地元紙は香川の“ヒールアシスト”を賞賛。高評価『2』も

ブンデスリーガ第22節、ドルトムントはアウェイでシュトゥットガルトに3-2で勝利。3連勝を果たし、残留争いから一歩抜け出した。そして、2アシストを決めた香川真司に対して、地元紙はチーム最高タイとなる採点『2』を与えた。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「カガワは技巧を凝らした見事なヒールを送る」

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2アシストを決めた香川真司【写真:Getty Images】

「ドルトムントの選手達は再び活況を呈し始めた」と、シュトゥットガルトのスポーツ・ディレクター、ロビン・ドゥット氏は、2015年2月21日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスにコメントを残した。

 同紙は「BVBは降格ゾーンの外へシュートを放つ」と大きな見出しを付けて、20日のブンデスリーガ第22節でシュトゥットガルトを相手に3-2のスコアで勝利したドルトムントを報じている。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙は「危機の外へのボルシア・ドルトムントの次の一歩:Vfbシュトゥットガルトに対する3-2は、監督ユルゲン・クロップのチームにとって3連勝である」と記した。

 記事中では、39分のギュンドアンの追加点への香川のアシストが、「シュトゥットガルトにとって災難」として評価されている。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙:「カガワは技巧を凝らした見事なヒールでのパスをギュンドアンの走りに送り、妨げられることなく1-2を獲得する」

 そして「その上シュトゥットガルトは驚くほど弱くなり、後半BVBは決して苦境に陥ることはなかった」とのことである。

 21日付の独大衆紙ビルトは「BVBにとって勝利の3得点である」と記した。続けて同紙は「ドルトムントは3-2でシュトゥットガルトに勝利し、初めて順位表の半ばに飛び出す」としている。

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