決勝点に繋がるシュートを放つMFシェルビー【写真:Getty Images】
【スウォンジー2-1マンチェスター・ユナイテッド プレミアリーグ第26節】
イングランド・プレミアリーグ第26節が現地21日に各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッドが敵地でスウォンジーと対戦した。
ユナイテッドは現在首位と勝ち点差12の3位。欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を是が非でも手中に収めたいレッドデビルズは、今季主に中盤で起用していたFWルーニーをトップに配置。基本陣形は4-4-2でスタートした。
9位のスウォンジーは直近7試合でわずか1勝。冬の移籍で得点源のボニーを放出したことが大きく影響し、攻撃陣にやや迫力を欠く。得意のボールポゼッションでまずは主導権を握り、今季開幕戦で勝利した相手にシーズンダブルを狙う。
試合が始まると、スウォンジーにいきなり決定機。5分、右CKからFWゴミスがフリーで強烈なヘディングを叩くと枠内へ一直線。しかし、ゴールライン上に立つMFエレーラが辛うじてクリアし、先制ならず。11分にも同サイドのCKからゴミスが頭で合わせるも枠外へ。ユナイテッド守備陣が安安とマークを外す。
しかし、先制点を奪ったのはユナイテッド。28分、攻勢になる相手からボールを奪うと、敵陣へ素早くパスを送る。すると中央で待つルーニーがMFディ・マリアへ落とし、最後はパスを受けたエレーラがエリア手前右から右足をダイレクトで合わせゴール左下に流し込んだ。
スウォンジーも意地を見せる。30分、左サイドからMFシェルビーが右足でゴール前にクロスを入れると、エリア内に走り込むMFキが左足で合わせて同点弾を決めた。26歳の韓国代表主将は開幕戦に続いてユナイテッド相手に2試合連続のゴールとなった。
前半は1-1で終了。ユナイテッドは後半スタートから右SBをマクネアからバレンシアに交代し、勝ち越しを狙う。
テンポが上がらないユナイテッドは58分、左SBのショーに代え、ヤングを投入。フォーメーションは4-4-2のまま、より攻撃的なスタイルにシフトチェンジした。
しかし、チャンスを生かしたのはスウォンジー。73分、キが左サイドに相手数人を引き付けると、エリア手前のスペースで待つシェルビーにパス。フリーな状態から右足でミドルシュートを狙うと、最前線のゴミスの体に当たりそのままゴールに吸い込まれた。
痺れを切らしたファン・ハール監督は79分にディ・マリアを下げマタを投入。ゴール前でボールを回すものの、決定的なシーンは作れず。このまま2-1で試合は終了した。
ユナイテッドは次節、ホームでサンダーランドと対戦。スウォンジーはアウェイでバーンリーと戦う。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→