昨季トッテナムを率いた現アストン・ビラ監督シャーウッド【写真:Getty Images】
アストン・ビラのティム・シャーウッド監督が、昨季率いた古巣トッテナムについてコメントを残している。現地時間20日のイギリス『BBC』が報じた。
マウリシオ・ポチェッティーノが新監督に就任した今季の”スパーズ(トッテナムの愛称)”。デンマーク代表クリスティアン・エリクセンやベルギー代表ナセル・シャドリ、ヤン・ヴェルトゲンといった海外から連れてきた好タレントが揃う中、21歳のFWハリー・ケインをはじめ、20歳のMFナビル・ベンタレブや23歳のMFライアン・メイソンといったユース出身の若手選手も出場機会を得ている。
その点についてシャーウッドは「私は若い選手たちを成長させてチームに残していった。ポチェッティーノはその財産を引き継いだ」と、彼らの活躍は自らの功績であると主張した。
スパーズを率いていた当時のシャーウッドは、2013年12月にアルジェリア代表ベンタレブをプレミアリーグデビューさせ、2014年4月には若手の一人に過ぎなかったケインを先発に抜擢するなど、若い選手を積極的に起用した。
中でもここまで公式戦23得点と結果を残すケインについては、「クラブは昨年1月に彼をローンに出したがっていた。もし私がそれに反対していなかったら、いまの”ハリー・ケイン”はいなかっただろう」と、話している。ケインはいまやイングランド代表のロイ・ホジソン監督からも太鼓判を押される選手に成長した。
シャーウッドは22日にアストン・ビラの監督としての初陣となるストーク戦を控えている。
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