「自滅というか自分たちのミスが先行した」
最下位に沈むシュトゥットガルトを相手に3-2と勝利を収めたドルトムント。それでも2失点を喫して厳しい戦いとなった事実に、香川は手放しで満足することはなかった。
―とりあえず勝てたことが良かった?
「はい。勝ったことが良かったと思います」
―内容的には?
「後半はミスが多かったですし、凄く難しいゲームだったんですけど、勝てたことがとりあえず良かったと思います」
―先制して、すぐ追いつかれて、プレーしている側としてはどうだったか?
「そうですね。まあ、失点は痛かったですけど、その後にすぐ良い時間帯にまた勝ち越し点が取れたことは良かったです。でもそれでまた緩さが出てしまった部分はあったのかなと思います」
―先制点へのアシストとなったタッチは、少し流れてしまったのか?
「自分でかわしてって思ったんですけど、オーバメヤンがちょうど走り込んでいましたし、トラップもちょっと長かったんで、良かったと思います」
―2点目のところは、もう分かっていて?
「そうですね。あれは上手く通ったと思いますけど」
―2-1で後半になったが、監督は守りのことを言ったのか?
「もうちょっと攻撃のところで受けるようには言われましたし、守備というよりはそういうところを言われました。でも後半の早い時間で3点目を取れるチャンスはあったし、取らなきゃいけなかったですし、その中でちょっとリズムが悪かった中で、試合は進んでいっちゃったんで。試合のリズム的には、自滅というか自分たちのミスが先行した後半だったのかなと思います」
―崩れなくなってきた印象はあるが?
「まあ守備がね、凄く安定したところはあるんじゃないかな。セットプレーからやられていますけど、でも粘り強く自分たちの悪い流れの時の失点はしていないと思っているんで、そこは良かったと思います」