「BVBは遂に転換を成し遂げたようだ」
「ロイスによる転換」という特集を組んだのは、2015年2月18日付のシュポルトビルト誌である。
同誌は「ドルトムントにおいて1人の選手による幸福感はそれ自体めったに与えられない」として、ロイスのいわゆる契約延長劇についての特集を組んだ。そして「2連勝によってBVBは遂に転換を成し遂げたようだ」と記している。
10日のロイスのBVBとの契約延長を挟んで、7日のフライブルク戦の勝利、そして13日のマインツ戦の勝利によって、ドルトムントはようやく残留争いに巻き込まれた負の連鎖を断ち切ることが出来た、といったところだろうか。
シュポルトビルト誌:「ありがとうロイス!」
19日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトも同様の見解を示している。同紙は先のマインツ戦について「残留争いの直接の相手に対してBVBは最後に勝ち点3を掴んだ」と記した上で、20日に行なわれるブンデスリーガ第22節対シュトゥットガルト戦についても「金曜の夜もまたそうするだろう」としている。「シュトゥットガルトによって押しのけられることはない」とのことだ。
シュメルツァーは次のようにコメントを残した。
「我々は勝ち点3をさらにシュトゥットガルトから持ち去るつもりだ。そうして下位3チームからの隔たりが増々大きくなれば、それだけ一層我々の状況は良くなる」
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