ルカクと競り合うFW久保裕也【写真:Getty Images】
【ヤング・ボーイズ1-4エバートン ELベスト32 1stレグ】
ヨーロッパリーグ(EL)ベスト32の1stレグが現地時間19日に開催され、FW久保裕也の所属するヤング・ボーイズ(YB)はホームでエバートンと対戦している。
直前のリーグ戦で久保の1得点1アシストの活躍により4得点で快勝したヤング・ボーイズ。対するエバートンはリーグ戦2試合連続無得点で同試合を迎えた。
試合は3分にエバートンが最初のシュート。右サイドからのクロスにルカクがヘッド。これは惜しくも左へ外れ先制ならず。エバートンが優勢に試合を進める。
しかし、10分。先制したのは責められ続けていたホームのヤング・ボーイズ。左サイドヌッツォロのパスを中央で受けたオアロが技ありのミドルシュートを決める。
攻め続けながらも先制されたエバートンはこの後、波状攻撃に出る。しかし16分のピンチはGKムボゴの好セーブで得点ならず。
その後も攻め続けたエバートンは24分に左サイドからのクロスをルカクが合わせて今度はゴール左隅に決めて同点とする。
追いついたエバ―トンは28分左サイドでネイスミスがパスを受け、オフサイドに見えたが、笛はならず。そのまま中央のコールマンへ渡り、これをきっちりと決めて逆転に成功する。
逆転されたヤング・ボーイズも少ないチャンスからゴールに向かうが、GKハワードの好セーブもあり得点を奪えない。
逆に39分にまたも左サイドからのクロスを許し、これがディフェンスにあたりコース が変わってしまう。キーパーがキャッチし損ねたところをルカクがつめて3点目。
このままエバートンの2点リードで前半を折り返した。
後半どうにか1点を返したいヤング・ボーイズだったが、エバートンのディフェンスを崩せない。
58分にエバートンはオビエド負傷し、ガーバットと交代。その直後のプレーでスルーパスを受けたルカクが独走し、これを決めてハットトリックを達成。ヤング・ボーイズは苦しい状況になった。
それでも63分にオアロがPA内に侵入。これをストーンズが倒し一発退場に。さらにPKを獲得し、1点を返すチャンスとなった。しかし、これをオアロが失敗してしまう。
1人少ない状況とはいえ、3点リードしているエバートンは無理せず試合を優位に進めていく。
ヤング・ボーイズは交代で打開を図ろうとするが、スコアは動かず。
結局エバートンがこのまま勝利。ヤング・ボーイズはアウェイゴールを4点奪われ、さらに3点差とベスト16進出が非常に厳しい状況となってしまった。
2ndレグは現地時間26日に行われる。
【了】
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