インテルが獲得を狙うパレルモのFWパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグのセルティック戦を目前に控えたインテルは、すでに今シーズン終了後のメルカートの候補選手をリストアップしているようだ。
18日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、それはマンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ、そしてパレルモのアルゼンチン人FWパウロ・ディバラだという。
インテルのエリック・トヒル会長は「世界ベスト10に入るクラブに戻りたい」と常々口にしており、この1月にはドイツ代表FWルーカス・ポドルスキやスイス代表MFジェルダン・シャキリらを獲得してきた。
そしてアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディへのオファーが殺到すると考えられる次のメルカートでは、イカルディに代わるレベルの選手が必要だと考えている。そこで目を付けたのが、今シーズンのセリエAで11得点を挙げてブレイクを果たしているディバラだ。
ディバラにはアーセナルやユベントスといったビッグクラブが興味を示しており、移籍金は4000万ユーロ(約54億円)まで跳ね上がっているといわれている。
また、Y・トゥーレはロベルト・マンチーニ監督が以前から獲得を熱望していた選手だ。
シティとY・トゥーレは2016年6月までの契約を残しているため、獲得の可能性は低いと思われるが、インテルの指揮官はマテオ・コバチッチとマルセロ・ブロゾビッチの2人のクロアチア代表MFやシャキリなどの若手選手が台頭してきた中盤に、経験豊富なタレントを加えたいと考えているようだ。
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