ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード【写真：Getty Images】
イングランドのカンファレンス・プレミア（5部リーグ）の所属するサウスポートのFWアンドリュー・ルイスが、マンチェスター・ユナイテッドの入団トライアルに参加。地元関係者のあいだでは英国最大の逸材と絶賛の嵐が巻き起こっている。
19歳のルイスは、リバプール生まれ。12カ月前にサウスポートの下部組織に入団すると、U-21（21歳以下）リーグ戦で現在14試合中30ゴール（カップ戦も含めると20試合中37ゴール）という驚愕の得点力を見せつけている。
現地1月7日に行われたリパプール・シニア杯のバースコー（7部）戦でトップデビューを果たすと、わずか25分間のプレーで、ユナイテッド関係者から入団試験の招待を受けた。
英紙『マンチェスター・イブニング』によれば、現在はユナイテッドのトレーニング施設でフィジカルコンディションを整える練習に参加している。
サウスポートの関係者は「判断能力が優れているため、何もかもが速い。どこにいてもゴールマウスの位置を把握している」と天性の感覚に驚く。
「ルイス本人はユナイテッドからの申し出にかなり驚いていたようだ。我々は彼のユナイテッド行きを引き留めはしない。ルイスがビッグクラブに引き抜かれることは想像していたが、まさかユナイテッドとはね」
英紙『デイリー・スター』では、サウスポートU-21のウェイン・コルディカット監督のコメントを紹介。「多才な選手だ。40ヤード（約36メートル）のFKを決めたり、肩でトラップしてボレーを決めることもある。空中戦でも地上戦でも素晴らしい。彼はズラタン・イブラヒモビッチとタイプが似ている。本物の逸材だ」と現役最高のストライカーの比較し、そのテクニックを賞賛した。
英国中のクラブがルイス獲得を狙っているなか、ユナイテッドは2週間の入団試験の後、いち早く正式オファーを出すと予定だという。
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