ドルトムントを警戒するマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスは来週のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でボルシア・ドルトムントと対戦する。指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は今季不調に陥るドルトムントに対しても警戒を解いてはいない。イタリア紙『トゥット・スポルト』がコメントを紹介している。
アッレグリ監督はドイツ紙『ビルト』へのインタビューで、「こういった試合はコンディションだけでは決まらない」と語り、運を味方につけることの重要性を説いた。
「小さなエピソードが試合の結果が好ましいものか、そうでないかを決定づけるんだ」
現在ブンデスリーガにおいて15位と絶不調に陥っているドルトムント。しかし、指揮官は対戦相手へのリスペクトを失ってはいけないと強調している。
「たしかに今季の彼らがリーグで近年のような素晴らしい結果を残せていないことは事実だ。しかし、ドルトムントが世界の強豪クラブを倒す実力を持っていることも、また事実だよ」
「ユーベはトリノで0-0に終わるような戦い方はしない。アウェイでより安全に戦えるよう、ホームで勝つことは重要だ」
「我々はドルトムントが近年ヨーロッパの舞台で素晴らしい結果を残してきたことを忘れてはいけない。これらは選手たちに素晴らしい経験をもたらす」
また、アッレグリ監督はドルトムントのユルゲン・クロップ監督を高く評価していることを明かした。「彼に感銘を受けた」と語り、「私にとっては偉大で、成功を収めた人物だ」と締めくくっている。
ユベントス対ドルトムントの一戦は、日本時間の2月25日4:45より開始される。
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