カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)のベスト16・1stレグが現地時間18日に行われ、レアル・マドリーはアウェイでシャルケと対戦して2-0で制した。
カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、スペインTV『カナル+』で先制弾を決めたFWクリスティアーノ・ロナウドのプレーに満足感を示し「帰ってきた」と述べた。
勝利に関しては「我々がリーガで悪い時期を過ごした。その後の対戦ということで簡単ではなかったが、勝てて満足している」と、試合の難しさを語り、試合内容については「シャルケは最初から後ろに引きこもっていたから、インテンシティーは高くなかった。速いテンポより試合を支配する必要があった」と、試合のテンポが遅かった理由を説明した。
なお記者会見ではC・ロナウドについて「ゴールを決めるために生まれた。遅かれ早かれゴールは決める」と、ここ最近の同選手の得点不足は心配していない姿勢を見せた。
マルセロが2点目を決めたシーンで、ピッチに思わず乱入したアンチェロッティ監督は「マルセロが右足で決める姿を見るのは慣れていないからビックリした」と、自身のリアクションを説明した。
現地では、1ヶ月ぶりにプレーしたDFペペの存在は守備ラインを押し上げる役割を果たしたと言われている。実際にアンチェロッティ監督は「経験豊富で、この手の試合に求められる個性を持ち合わせている。今日、彼の存在は重要だった」と、同選手の重要性を強調した。
また、中盤にイジャラメンディでなく今冬補強したMFルカス・シウバを選んだ理由に関しては「よりフレッシュだった」と述べ、パフォーマンスについては「シンプルなプレーだったが、良いアイディアを見せた。驚かされた。22歳でマドリーの選手としてCLの試合に臨むというのは簡単ではない」と、同選手のピッチでの個性を称えた。
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