テリーはクラブと契約延長を果たすのか【写真:Getty Images】
チェルシーのキャプテン、ジョン・テリーがクラブとの契約延長に自信をのぞかせている。18日付のイギリス『ガーディアン』が選手のコメントを伝えている。
クラブとの契約が今季限りで満了を迎えるテリーは、「クラブとの話し合いはまだ行っていない」と、契約延長の交渉が始まっていないことを明かしている。しかし、「僕らは互いの立場を尊重し合っている。僕よりも重要な選手がいる。その一人が(エデン・)アザールだ」と、クラブの行動に理解を示し、決して焦りは見せていない。
「(アザールとの契約延長は)クラブにとって最も重要なことだった。誰に言われなくても、それが最も優先順位の高いことだというのは僕にも分かる。次は僕のところにもやってくることを願うよ」
テリーは昨年12月に34歳を迎えた。キャリアの晩年に差し掛かっていることは自身が一番良く理解しているようだ。
「僕のキャリアは終盤に差し掛かっている。だからコンディションを維持して、できるだけ多くの試合に出ることが大切だ」
さらに、チーム内では若手も台頭も目立ってきた。「クルト・ズマはここにやって来て、多くの驚きを提供している。若さ、適応力、強さ、そしてハングリーさを備えている」と、今季サンテティエンヌから加入したの20歳のフランス代表DFを称えている。
ロベルト・ディ・マッテオ(現シャルケ監督)とラファエル・ベニテス(現ナポリ監督)が率いた2012−13シーズンにリーグ戦14試合出場に終わり、クラブでの立場も危ぶまれたテリー。しかし、翌年にジョゼ・モウリーニョが就任するやいなやレギュラーに復帰。昨季はリーグ戦34試合に先発フル出場。今季もここまでの全25試合にフル出場を続け、いまだチームにとって欠かせない存在としてDFラインに君臨している。
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