度重なる負傷の苦しみ
ファルカオは昨年1月にひざの重傷を負い、ワールドカップを欠場した。その後イングランドに移籍してからも、彼はふくらはぎの問題に苦しんでいる。
オールド・トラフォードでの5年間でケガに苦しんだ経験を持つサハ氏は、こういった場合のストライカーを理解しており、ファルカオがクラブで成功できると確信しているようだ。
負傷で長期離脱してから復帰する際の難しさを問われると、サハ氏は「非常に厳しい。人生で最も厳しい時期さ」と答えている。
「チームとは完全な自信を持って練習する必要がある。私が復帰したとき、チームメートたちは毎週ゴールを決めていた。だから、私にとっては適応するのがより簡単で、ここでいくつか得点を奪うだけだったんだ。プレッシャーは大きくなかった」
「私はファルカオにシンパシーを感じる。彼に対する疑いはない。ストライカーにとっていかにつらいか、私には分かるんだ。このクラブでは常に競争があるんだよ」
「バトルなんだ。だが、彼にはここで素晴らしい仕事をするだけのクオリティーがある」
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