レアル・マドリーからのオファーを断ったことを明らかにしたハビエル・サネッティ副会長【写真:Getty Images】
昨シーズン40歳で引退し、現在はクラブの副会長を務めるハビエル・サネッティ氏のドキュメンタリー映画「サネッティ・ストーリー」のプレス試写会が16日、ミラノ市内で行われた。17日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
この映画は元インテルの会長だったマッシモ・モラッティ氏やパウラ夫人、インテル時代のチームメイト、監督らの証言をまとめてサネッティの一生を描き出したもの。
インテルで15年間に渡ってキャプテンを努めたサネッティ氏は「レアル・マドリーの誘いを断ったのは、インテルというクラブとミラノの街を愛しているからだった。このチームでタイトルを獲得したかったんだ。その方がより魅力的なチャレンジだと思った」と、当時を振り返るとともに、マドリーからのオファーを断ったことを明らかにした。
現在のインテルについては「アタランタ戦でマンチーニ監督の考えるプレーがはっきりした。彼らが苦しみの末に出した結果に満足している。この調子をキープすること、情熱を持つこと、それが勝利に必要な材料だ。監督には長くインテルを率いてもらいたい」と語った。
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