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【海外メディアはこう見た】PSG対チェルシー

text by 舩木渉 photo by Getty Images

抜け目ないカバーニの一撃

 比較的静かな展開で進んでいた後半、エリア内で一瞬フリーになったカバーニが、マテュイディのクロスをヘディングで叩き込み、54分にPSGが同点に追いついた。

 カバーニは今季CL7試合出場で6ゴール目。シャフタールのルイス・アドリアーノ(9得点)、バルセロナのメッシ(8得点)に次ぐ数字だ。

 一瞬の隙を突かれたチェルシーのモウリーニョ監督はこの表情。

 元ブラジル代表のカフー氏は「ダビド・ルイスは心でプレーした! 古巣と試合をするのは簡単ではない」と後輩を称賛する。

 この試合でもPSGの脅威となったアザールだが、90分で9回もファウルを受けていた。今季のCLで最も多い被ファウル数。まさに「狙われている」。

 PSGはチェルシーをチャンスの数で圧倒したが、逆転ゴールが奪えない。コンディションが万全でないと言われていたパストーレを投入して打開を図るも、2点目を奪うことができなかった。

 1-1のまま試合終了。

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