新監督に就任したマーティン・シュミット氏【写真:Getty Images】
FW岡崎慎司の所属するマインツは現地時間17日、カスペア・ヒュルマンド監督を解任し、新たにマインツU-23のマーティン・シュミット監督を昇格させることを発表した。
すでに16日のドイツ紙『キッカー』をはじめとする各紙では報じられており、既報通りの正式発表となった。
同日の記者会見でクリティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)は「我々のクラブをよく知る人物にとって難しい決定だったとわかっている」と、ヒュルマンド監督解任は苦渋の選択だったと話している。
13試合でわずかに1勝しか出来なかったことに加え、2連敗で残留争いに突入したマインツ。その結果「すでに月曜(16日)に話した」と解任の意を前日に伝えたことを明かした。
それでも「カスペア・ヒュルマンドは疑いようもなくチームを成長、進化させてくれた」と、チームへの貢献を感謝。さらに「我々は彼と家族の今後の活躍と健康を祈っている」と、今後の成功を願っている。
同会見に同様に出席したシュミット新監督は「ブンデスリーガの監督になることは大きな一歩だ」と語り、「重荷には感じていない。数年に渡りチームを見てきたのでよくわかっている」と自信を示している。
チーム再建については「今一度多くを共有する必要がある。時間を無駄にしてる暇はない」と、長年培ってきたクラブの哲学を再び思い出させるつもりのようだ。
そして自身のスタイルを「攻撃的で激しいプレッシングを行い、ボール保持しながらテンポよく回すサッカー」と説明した。
監督交代が起爆剤となるか。次節フランクフルトとダービーでの新生マインツに注目される。
【了】
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