柏レイソルの吉田達磨監督【写真:ダン・オロウィッツ】
【柏レイソル 3-2 チョンブリFC ACLプレーオフ】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)本大会出場をかけたプレーオフで柏レイソルはタイのチョンブリFCと対戦し、延長戦の末3-2と勝利。2年ぶりの本大会出場権を獲得した。
この試合が監督として初めての公式戦となった柏の吉田達磨監督は、「嬉しいよりはホッとしている」と語り、「選手と話していた予想通りの展開。初めての試合で、勝って次に進めることはとても意味のあるゲームだった」と試合を振り返った。
チーム始動から最初の公式戦まで約1ヶ月しかなく、「ゆっくり(コンディションを)作って、体を起こして、温めているような時間はまるでなかった」と準備期間の短さを嘆き、苦戦の理由を説明。
一方で、2失点した守備を「誰が見てもわかる明確な課題。想定していた展開でもやられたのは準備不足だし、もう一歩詰めなければいけない」と評した。
ACL本大会の初戦は24日のアウェイ全北現代戦だ。吉田監督は「次も勝たなくてはいけない試合かもしれないが、負けたら終わりの試合とは意味合いが変わってくるので、考えを整理していいイメージを持って韓国へ行きたい」と述べ、チョンブリ戦で見つかった課題を修正しての勝利に向けて意欲を見せた。
マッチレポートはこちら:https://www.footballchannel.jp/2015/02/17/post72391/
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