長期離脱から復帰を目指すFWジェイ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
プレミアリーグのサウサンプトンに所属するFWジェイ・ロドリゲスが、長期離脱からの復帰を目指し、すでにチームの全体練習に合流していると、英紙『デイリー・メール』が報じている。
25歳のイングランド代表は昨季、4月のマンチェスター・シティ戦で前十字じん帯断裂という重傷を負い、ブラジルW杯の出場を逃した。2013-14シーズンは40試合で17得点を記録。
J・ロドリゲスは2014年12月にも一度復帰を試みたが、首脳陣との議論の末に練習参加を断念。しかし、今回はチームドクターのお墨付きをもらい、トップチームと同じ練習内容をこなせるほど回復している。
ロナルド・クーマン監督はこの一件について「彼は素晴らしい選手だが、プレッシャーは与えたくない。まずはコンディションを万全にすることだ。これがもしシーズン終了間際だったら喜ばしいことだが、今はリーグ戦の真っ只中だ。私が優先するのは、順位表の位置ではなく選手の身体」と出場登録には慎重な姿勢を見せた。
だが、J・ロドリゲス本人は3月中の復帰に意欲を燃やしており、シーズン終盤の欧州チャンピオンズリーグ出場権を懸けた試合で重要な役割を果たす可能性もあるため、指揮官は同選手の体調を把握しながら練習に参加させ続ける方針だという。
サウサンプトンはリーグ25節終了時点で勝ち点46の4位。トップ4でシーズンを終えれば、来季の欧州CL出場権を獲得する。
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