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CLベスト16、1stレグ。負傷者続出のPSG、休養十分で万全のチェルシー。激闘の再演を制するのは?

チャンピオンズリーグのベスト16、1stレグ。初日はパリ・サンジェルマン(PSG)対チェルシーが行われる。昨シーズンはベスト8で激闘を繰り広げた両者。今季はどのような戦いを繰り広げるのだろうか。

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

カーン戦、大きな不安を残したPSG

 17日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16、1stレグ。初日はパリ・サンジェルマン(PSG)対チェルシー、シャフタール対バイエルンの2試合が行われる。

 昨シーズン、ベスト8で激闘を繰り広げたPSGとチェルシー。PSGのホームで行われた1stレグでは、パストーレのロスタイム弾で3-1とPSGが2点差をつけて折り返すことに成功した。

 しかし、チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジで行われた2dnレグでは、デンバ・バが87分にゴールを決めて2-0。合計スコア3-3ながら、アウェイゴール差でチェルシーが勝利。1stレグでのアザールによるPKの1点が勝敗を分ける結果となった。

 そして、今季はベスト16というタイミングで再び激突。ウィリアムヒル社のオッズを見てみると、PSGに2.62倍、ドローに3.10倍、チェルシーに2.75倍。ややホームチーム有利を示しているものの、ほぼ五分の配当となった。

 しかし、PSGはチェルシー戦前最後の試合となったカーン戦で大きな不安を残した。

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