高パフォーマンスを続けるMF山田大記【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部第21節が現地時間13日に開催され、MF山田大記の所属するカールスルーエはアウェイでハイデンハイムと対戦して1-0で勝利している。
再開初戦をホームでデュッセルドルフと引き分けたカールスルーエ。まだ3位とはいえ、4位ダームシュタットとの勝ち点差はなく、得失点差で上回っている状況だった。
自動昇格を狙うカールスルーエは負けられない試合が続いているが、同試合を1-0で勝利し、入れ替え戦出場圏内の3位をキープした。
冬のトレーニングからトップ下で起用されている山田はこの日も同ポジションで先発出場。得点こそなかったもののチームの勝利に貢献し、ドイツ紙『キッカー』ではチーム最高タイとなる評価を与えられている。
中断前はチーム最多得点を記録し、最も活躍した選手として挙げられた山田。再開初戦の前節がMOM、今節も「成功のシンボル」と同紙に評価されている。
同紙は「約120km離れたアウェイの地で12.06km走り続けた山田は90分で帰ることになった」と、山田のチーム最高となる走行距離を称えた。
山田のパフェ―マンスにマルクス・カウチンスキ監督は満足の様子だが、チームの内容自体には不満の様子。同監督は「勝てはしたが、後半は多くの問題があった。早い段階でボールを失ってしまっていた」と、問題点を述べている。
負傷者や累積警告で欠場者の多くなりそうな次節だが、夏に加入した山田をはじめとする5選手が先発の軸になるなどチームの底上げが出来ている。山田は”成功のシンボル”として、カールスルーエを昇格へ導く。
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