ダービーで出場停止となったMF長谷部誠【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ1部第21節が現地時間14日に開催され、MF長谷部誠と乾貴士の所属するフランクフルトはDF内田篤人の所属するシャルケとホームで対戦して1-0で勝利している。
この試合で先発出場し、攻守にわたって存在感を見せた長谷部だが、83分に出されたイエローカードで次節は出場停止となってしまった。
16日のドイツ紙『ビルド』は同シーンについての長谷部のコメントを掲載している。
同シーンは、シャルケのFWエリック・マキシム・シュポ=モティンとフランクフルトのDFティモシー・チャンドラーの1対1の局面で長谷部がフォローに入った際に発生。長谷部がシュポ=モティンのパンツを引っ張り、ファウルとなった。その際シュポ=モティンの局部が見えてしまうというハプニングまで起きてしまった。
この行為について長谷部は「申し訳ない。そうするつもりは無かった」と謝罪。加えて、「サッカーは1対1のスポーツ。そういうことも起こり得る」と、故意ではないにせよとっさに起こったことだと説明した。
54分には長谷部がPA内で倒されあわやPKというシーンもあったが、「確かに足はかかっていた。でも、僕たちは勝った」と、まずは勝てたことに安堵している。
しかし、提示されたイエローカードが累積5枚目となり、次節のマインツとのダービーが出場停止となってしまった。それについては「このカードは非常に残念。それについては腹立たしく思っている」と、悔やんでいる。
長谷部だけではなくフランクフルトにとっても非常に悔やまれるイエローカードで、相手は残留争いに巻き込まれているマインツとはいえ、ダービーでの欠場は非常に痛手となっている。
勝てばヨーロッパリーグ出場が再び見えてくるだけに、フランクフルトには正念場の一戦となる。
【了】
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