ユーベで200試合出場を達成したMFクラウディオ・マルキージオ【写真:Getty Images】
【チェゼーナ2-2ユベントス セリエA 第23節】
セリエAの第23節が現地時間15日に開催され、ユベントスはアウェイでチェゼーナと対戦している。
前節ミランに3-1と勝利し、リーグ13戦無敗となったユベントス。対するチェゼーナは19位と残留争いを繰り広げる厳しい状況。
元日本代表監督のザッケローニ氏も見守るこの一戦は、ホームのチェゼーナが最初にチャンスをつかんだ。8分にデフレルがシュート。これはブッフォンの好セーブで先制とはならなかった。
ユベントスも直後にポグバがお返しとばかりに強烈なミドル。これはGKレアーリの正面で得点ならず。
12分にもチェゼーナのエドゥアルドが、シュートを放つがこれもブッフォンにセーブされる。
ユベントスは人工芝のピッチに苦戦しているのか、なかなかペースを握れない。
試合が動いたのは17分。カウンターからデフレルが右サイドを突破。中央に走り込んだジュリッチへパスを送り、これを決めてチェゼーナが先制する。
先制されたユベントスだが、27分に左サイドから上げたポグバのクロスにモラタが頭で合わせて同点とする。
さらに33分、右サイドでモラタが競り合ったボールがゴール中央へこぼれる。そこに走り込んだマルキージオが決めて逆転に成功する。マルキージオはユベントスでの出場200試合目に自身で花を添えた。
チェゼーナもあきらめず攻撃的に試合を進めるが、スコアは動かず。前半は2-1のユベントスリードで終えた。
後半立ち上がりはチェゼーナがボールをキープし回すものの、最後のところが崩せない。
対するユベントスも追加点を狙うが、チェゼーナに効果的な攻撃が出来ずにいた。
その後はどちらも決定的チャンスが作れないまま試合が進んだ70分にチェゼーナが追加点。左からのクロスをジュリッチがが落とし、走り込んだブリエンツァがゴール。試合を振り出しに戻すことに成功した。
19位を相手に今季2度目の2失点を喫したユベントス。同点で勢いに乗るチェゼーナに押し込まれる。
しかし、81分にチェゼーナPA内でハンドの判定。ユベントスにPKが与えられる。監督も退席処分となり絶体絶命のチェゼーナだったが、ビダルがこのPKを外しスコアは動かず。
このまま2-2で試合は終了。
ユベントスはリーグ14戦無敗となったが、19位相手に痛い引き分け。チェゼーナは残留争いで首位ユベントスを相手に貴重な勝ち点1を得た。
【了】
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