アーセナルのMFエジル【写真:Getty Images】
イングランド・チャンピオンシップ(2部)のミドルスブラは現地15日にFAカップ5回戦でアーセナルと対戦する。試合前、ミドルスブラのアイトール・カランカ監督は、相手チームのエースの扱い方に苦言を呈した。英紙『デイリー・メール』が伝えている
2010年から3年間、レアル・マドリーでジョゼ・モウリーニョ監督のアシスタントコーチを務めていたカランカは、2013年11月にミドルスブラの監督に就任。チームは30節終了時点で勝ち点59の首位に立ち、2008−09シーズン以来のプレミア復帰も視野に入れている。
今夜の対戦相手であるアーセナルのMFメスト・エジルは、マドリー時代ともに戦った元同僚。しかし、同クラブで見せるパフォーマンスは前所属先で披露していたものとは程遠く、指揮官の選手管理法の違いがその要因を生んでいるとカランカ監督は主張。
「エジルは間違いなく世界でもベストプレーヤーの一人だ。彼の左足はアメイジングだよ。だが、プレーレベルを維持させるためにはプレッシャーを与えることも重要。エジルにはモウリーニョのような指揮官が必要なようだ。手を抜かせないよう常にエジルを見張っていたからね」と選手の扱いにゆるいアーセン・ヴェンゲル監督の存在がエースの安定性を欠く理由だと語った。
ミドルスブラは1月24日に行われたFAカップ4回戦でもプレミア王者のマンチェスター・シティを2−0で撃破。連覇を狙う王者アーセナルは彼らの勢いを止めることができるだろうか。
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