QPRの新監督に就任したラムジー氏【写真:Getty Images】
プレミアリーグのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)が、クリス・ラムジー監督就任をクラブ公式サイトで発表した。
QPRは今月初め、ひざの手術を理由にハリー・レドナップ監督の退任を公表。その後ラムジー監督が暫定でチームを率いていたが、後任探しで適正人物が見つからず、クラブはシーズン終了までそのまま同監督に指揮を任せる決断をした。
同クラブのオーナーであるエア・アジアCEOのトニー・フェルナンデス氏は「クリスは短期間で皆のハートをつかんだ。彼こそこのクラブの監督に相応しい男だ。後任選びでは“私の夢が叶った人物”を含む多くの候補者の名前が挙がったが、様々な理由から判断し、結局その中からクラブを前進させられると確証をもって迎えられる者は見つけられなかった」と監督人事の経緯を説明。
「短期間での目標はチームを残留させること。しかし彼とはアカデミーの成長やクラブ哲学の確立など長期間でともに仕事がしたいと考えている」とラムジー監督への期待を語った。
QPRは今季2年ぶりの昇格を果たしたものの、リーグ25節終了時点で降格圏と勝ち点差0(得失点差-5)の17位。しかし、ラムジー監督の初陣となった前節はアウェイでサンダーランドに2-0と勝利し、幸先の良いスタートを切っている。
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